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徐氏子午流注逐日按時定穴歌 その8 運用法(3)

では、続きです。

時間に経穴が振り分けられてない場合のもう1つの方法ですが、これは織田啓成著「経絡相関論」で紹介れていた方法です。これは『難経』の六十九難を用いた方法となります。

ちなみに『難経』の六十九難は、
六十九の難
曰く、経に言う、虚する者はこれを補い、實する者は之を瀉し、虚さず、實さずは經を以て之を取るとは何を謂うや。
然。虚する者は其の母を補い、實する者は其の子を瀉らす。當に先ず之を補い、然後に之を瀉らすべし。實さず、虚さざるを經を以て之を取るとは、是れ正経自ら病生じ、他の邪に中らず。當に自らその經を取るべし。故に曰く、經を以て之を取る。

です。全文を載せたのでここでは関係ない条文もあります。
ようは「虚する者は其の母を補い、實する者は其の子を瀉らす。」がキーワードです。
例えば、手の太陰肺経は五行で言うと「金行」ですね。
これを瀉らそうとすると、「金生水」で「水行」となるので、「水穴」を用います。
これを補おうとすると、「土生金」で「土行」となるので「土穴」を用います。

以下これを繰り返すと以下の表のようになります。

子午流注 補法と瀉法の表

となります。隣の十二支は経穴が割り振られてない時間のときにそれを用いると言うことを意味しています。

よって、実際にこの方法での子午流注法は以下のようになります。

子午流注法2

今回は色分けしています。
緑色はその時間にその干に経穴が割り振られていませんが、その夫婦(甲と己、乙と庚、丙と辛、丁と壬、戊と癸;それぞれ五行相剋と陰陽の組み合わせになります)に当たる十干に経穴が割り振られているときの配穴です。これを「夫婦互用」と言いうようです。
オレンジ色が今説明した六十九難による配穴ですね。
瀉法や補法を用いたい場合には便利そうですが、これ以外の時間に補法と瀉法の区別がないというの個人的によくないかな、と思うので以前紹介したものがしっくりきます。

これでとりあえず徐氏子午流注逐日按時定穴歌は終わります。
『鍼灸大成』には子午流注に関する記述が他にもあります。それらを紹介することによって子午流注の考え方の理解を深めていきたいと思います。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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