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飛騰八法(ひふつはちほう)

さて今回は飛騰八法です。

飛騰八法を紹介する歌があります。
『鍼灸大成』の「刺法啓玄歌」
八法は神鍼にして妙、飛騰法は最も奇とす。
砭鍼は内外を行り、水火は中推を就く。
上下の交経を走り、疾手に応じて駆るが如し。
往来は進退に依り、補瀉は迎随に逐(お)う。
用いること船の舵を推すが似(ごと)く、弩発機の如く応じる。
気の聚りは時間にて散らし、身疼は指下に移る。
這般(このような)玄妙の訣、料り得ること少き人知る。

べた褒ですね。まぁこの手の歌はこういうのが多いですけどね。
さて、この方法の具体的な配穴は実は『鍼灸大成』にはありません。
ひょっとしたら見落としてるだけかもしれないですが…。

具体的な方法は『鍼灸大全』の「飛騰八法歌」にあります。
『鍼灸大全』は持っていないので、浅野周先生のところから引っ張ってきました。
(http://park1.aeonnet.ne.jp/~pekingdo/taizen4.htm)

「飛騰八法歌」
壬甲の公孫は即ち是れ乾。
丙は艮の上に居りて内関は然。
戊午の臨泣は坎水を生ず。
庚は外関に属し、震と相連なる。
辛上の後谿は巽の卦を装う。
乙癸の申脈は坤伝に到す。
己土の列缺は離の上に南す。
照海に下居して兌は金を全す。

其の法、只本日の天干を取りて例えと為す。
仮如ば甲乙日の戊辰時は、即ち戊午の臨泣穴を取る。己巳時は即ち列缺、庚午時は即ち外関。
余りは皆此れに倣え。

または『鍼灸聚英』の「八法飛騰定十干八卦歌」
壬甲の日は公孫の乾、
乙癸の坤宮は申脈に連なり、
庚の日は外関の震卦に属し、
丙は艮位より内関を便め、
戊日は臨泣の坎象の卦、
後谿の辛日は巽宮に遷り、
丁日の兌宮は照海に鍼し、
己は列缺と離の前に応ず。

歌としては『鍼灸聚英』の「八法飛騰定十干八卦歌」の方に分があるような気がします。
『鍼灸大全』の「飛騰八法歌」では消去法で分かるとはいえ、照海が何の日であるかが示されてないですしね。
開穴例が『鍼灸大全』の「飛騰八法歌」にあるので、お互いをすり合わせなければなりません。

さて、『鍼灸大全』の「飛騰八法歌」の「其の法云々」からのくだりから考えると、戊の時間なら臨泣、己の時間なら列欠、庚の時間なら外関というように時間の十干によって開穴が求まるみたいです。

その為、これらの歌の内容を分かりやすいように整理してみると、

飛騰八法配当

となります。

そうなると、各時間の開穴は、
飛騰八法

となります。

これで「子午流注納干法」「霊亀八法」「飛騰八法」は一応終わりました。

特に「子午流注納干法」は主訴に対応する客穴を開穴させなければ意味がないみたいですが、そのへんはまだよく分かりません。分かり次第記事にします。
それにしても「霊亀八法」の計算はかなり疲れましたよ…。しかもあっているかどうかもよく分からないので。
計算を見直していたら、思いっきり間違えていたところもありますから、まだ取りこぼしているところがありそうです。間違えているところは修正したいんで、気付いた方は知らせてくださいね。

とはいっても「子午流注納支法」を紹介していなかった気もするので、次回は「子午流注納支法」をみていきたいと思います。
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プロフィール

kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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