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子午流注納支法

今回は「子午流注納支法(しごるちゅうのうしほう)」(「子午流注納子法(しごるちゅうのうねほう)」)です。
今まで徐氏子午流注逐日按時定穴歌(じょししごるちゅうちくじつあんじていけつか)でやっていた子午流注は「子午流注納干法(しごるちゅうのうかんほう)」(「子午流注納甲法(しごるちゅうのうこうほう)」)とい呼ばれる方法でした。
どこが違うのかと言われれば、「十干」による子午流注か「十二支」による子午流注かということです。

今までは「十干」に着目しての子午流注でしたが、「十二支」に着目しての子午流注の方法があります。
奇経を見てくれた方は分かると思いますが、奇経で示していた子午流注の図というのが「子午流注納支法」ということになります。

そのときに使った図を出してみますね。

子午流注法納支法

奇経では「陰経では手の経から対冲して十二支を1つ進めると足の経になる」ということをしましたが、この方法では対冲の十二支との結びつきをみています。
すなわち、
子 足の少陽胆経  ―午 手の少陰心経
丑 足の厥陰肝経  ―未 手の太陽小腸経
寅 手の太陰肺経  ―申 足の太陽膀胱経
卯 手の陽明大腸経―酉 足の少陰腎経
辰 足の陽明胃経  ―戌 手の厥陰心包経
巳 足の太陰脾経  ―亥 手の少陽三焦経

図を確認してくださいね。
これの活用法ですが、いろいろあるみたいです。
例えば、十二支は時刻に対応しているので、その対応している時刻の経を刺すということも行われているようです。
おそらく本治法的な意味合いでしょう。
十二支の時刻と言えば、

子の刻―23:00~01:00 足の少陽胆経
丑の刻―01:00~03:00 足の厥陰肝経
寅の刻―03:00~05:00 手の太陰肺経
卯の刻―05:00~07:00 手の陽明大腸経
辰の刻―07:00~09:00 足の陽明胃経
巳の刻―09:00~11:00 足の太陰脾経
午の刻―11:00~13:00 手の少陰心経
未の刻―13:00~15:00 手の太陽小腸経
申の刻―15:00~17:00 足の太陽膀胱経
酉の刻―17:00~19:00 足の少陰腎経
戌の刻―19:00~21:00 手の厥陰心包経
亥の刻―21:00~23:00 手の少陽三焦経

であるので、13:30の患者さんには未の刻なので、手の太陽小腸経を刺すということです。
また、ある時刻になったら特定の経絡が痛くなる患者さんもいるようで、その時はその時刻に対応する経絡を刺すということもできます。

また、対冲している十二支は拮抗しています。
手の少陽三焦経が虚している場合は、対冲の手の少陰心経が実していると考えることがでます。
その場合は手の少陰心経を瀉らしてやることで、手の少陽三焦経を補えるということもできます。

他にも方法はいろいろとあるようです。
子午流注の原典である『子午流注鍼経』を読んでみないとなんともいえない感じなので、『子午流注鍼経』が収められている『鍼灸四書』(『黄帝明堂灸経』『灸膏盲腧穴法』『子午流注針経』『針経指南』の四書)を読むことができたらまた何か書いてみようと思います。
とりあえず、子午流注に関しては一旦終了させてもらいますね。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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