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陰陽の性質 陰陽の可分性

それでは、陰陽の間にはどのような関係性があるのかをみていきます。

陰陽の可分性
陰と陽はさらに陰と陽に分けることができます。
それによって「陰中の陽」とか「陰中の陰」、「陽中の陽」「陽中の陰」という表現ができることになります。
どういうことかというと、陰は陰でもその中に陽の性質を帯びていたり、陽は陽でも、その中に陰の性質を帯びているということがありえるからです。
「陰中の陽」等の表現も、蔵府でとらえると分かりやすいですね。
「陰中の陽」とは肝臓を意味しています。肝自体は陰陽で言うと陽ですが、身体の位置にすると陰となります。
その為に陰中の陽(身体の位置は陰にしてその性質は陽)ということになります。
他も同様で、
「陰中の陰」は腎臓を意味し、腎自体は陰で、身体の位置も陰。その為「陰中の陰」となります。
「陽中の陽」は心臓を意味し、心自体は陽で、身体の位置も陽。その為「陽中の陽」となります。
「陽中の陰」は肺臓を意味し、肺自体は陰で、身体の位置は陽。その為「陽中の陰」となります。
脾臓だけは特殊なので省略します。

このように、五蔵の関係を陰陽で上のように表すのは陰陽の関係性からきている為で、陰陽は細かく細分化できるということです。
ちなみに、「陰中の陰」を「太陰」、「陰中の陽」を「少陰」、「陽中の陽」を「太陽」、「陽中の陰」を「少陽」とも表します。
ここでややこしいのが、易学との言葉の使い方の違いで、易学では「陰中の陽」を「少陽」、「陽中の陰」を「少陰」と表現しています。おそらく古代ではこの使い方が正しかったんでしょうが、前漢以降、陰陽論が再構築されていくなかで誤解が生じ、誤った言葉の使い方が定着してしまったものと考えられます。
易関係の本をみる時は注意してくださいね。どっちの表現を使っているかによって真逆の意味になってしまいますから。

陰陽の可分性はこんな感じですかね。
『素問』「陰陽離合論 第六」には、
陰陽なる者はこれを数えて十にすべく、これを推して百にすべし。これを数えて千にすべく、これを推して万にすべし。万の大よりは勝(あ)げて数うべからず。然て其の要は一なり。
とあります。
つまり、「陰と陽は無数に規定できるが、その要点はただ陰陽」のみということです。
いくらでも陰陽を分けることができるのは、八卦自体にも言えることですね。
分けることができなければ八卦は存在しないことになりますから。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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