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奇恒の府についてその2 奇恒の府

 まずは奇恒の府とはどういうものかを調べました。(0-01)『素問』五蔵別論(11)に、「腦・髓・骨・脉・膽・女子胞。此の六者は地氣の生ずる所なり。皆、陰を藏して地を象る。故に藏して寫さず。名づけて奇恒と曰く。」とあります。これより「腦・髓・骨・脉・膽・女子胞」は「奇恒の府」に属していることが分かります。多紀 元簡(たき もとやす)による(0-02)『素問識』には、「奇恒の府」を「高は云う、奇は異なり。恒は常なり。常府における異を言うなり、と。」と解釈し、府は府でも、同じ府である常府すなわち「六府」とは区別すべき存在であることを強調しています。
 では「六府」についてはどういうものであるかというと、(0-03)『素問』五蔵別論(11)には、「夫れ胃・大腸・小腸・三焦・膀胱。此の五者は、天氣の生ずる所なり。その氣は天に象る。故に寫して藏さず。此れ五藏の濁氣を受く。故に伝化の府と曰う。」と膽が抜け落ちた「五府」で紹介されています。

 ここで注目しなければならないのは、
「奇恒の府」は「藏して寫さず」、「地氣の生ずる所」。
「六府」は「寫して藏さず」、「天氣の生ずる所」
であるので性質が真反対であるということです。

この「藏して寫さず」というのは五臓の性質で、『素問』五蔵別論(11)には、「いわゆる五藏なる者は、精気を藏して寫さざるなり。故に満ちて實すること能わず。」とあります。
つまり、性質は五藏と同じですが、かといって働きは五藏とも言えないものを「奇恒の府」としているのだと思います。

 それでは奇恒の府を順番にみていき、それぞれ何の藏と関連があったのかを示していこうと思いますが、脳と髓と骨はそれぞれ深い関係にある事分かったのでこれらはまとめて紹介していきます。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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