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『十一脈灸経』について

今回は、『十一脈灸経』について書いていこうと思います。
この本は僕は持っていないのですが(そもそも出版されているのか微妙なことです)、かなり重要な書なので概要だけでも書いておこうと思いました。

さて、『十一脈灸経(じゅういちみゃくきゅうょう)』というのは、現在見つかっている最古の経脈の書です。
正確には、『足臂十一脈灸経(そくひじゅうちみゃくきゅうきょう)』『陰陽十一脈灸経(いんようじゅういちみゃくきゅうよう)』の2書です。
これらは、「馬王堆(まおうたい)」と呼ばれる遺跡から発見されました。
見つかった時に書の名前は書かれていなかったそうで、中国の研究グループが内容を整理した時にこれらの名前がついたみたいです。
『陰陽十一脈灸経』は2種類見つかっていて、甲本と乙本の区別がありますが、『足臂十一脈灸経』は1種類のみです。

さて、これらの書の特徴といえば、まず『霊枢』経脈篇よりも古い記述であることです。
名前の「十一脈」から分かる通り、十一本の経脈しかありません。
現在では十二本であるのに、当時は十一本だったようです。
一本足りない為にどの経脈が無かったのかが疑問に思う所ですが、この問題についてはいろんな意見がある為に割愛します。どれが正しい意見なのか分からないですから。
ただ、定説では心包経が無かったとされています。

そして『陰陽十一脈灸経』では耳脈、肩脈、歯脈と呼ばれる経脈があり、とても興味のわくものとなっています。
耳脈、肩脈、歯脈はそれぞれ、三焦経、小腸経、大腸経に相当します。
こららがどうして三焦経、小腸経、大腸経に包括されていったのか。
そういうのを考えると結構おもしろいですよ。

僕はここからいろいろ聞いたり考えたりして下合穴が存在する意味が分かった気がします。
僕が至った結論に関して考えてみてください。

おそらく、『十一脈灸経』から分かる事はたくさんあると思うので、これは読んでおいたほうが良いですよ。
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馬王推

首藤傳明先生の本に紹介されていました。

馬王推から出たものですね。

『陰陽十一脈灸経』『足臂十一脈灸経』ともに「馬王推出土文献訳注叢書」として東方書店から二つの灸経の解説書も出るのでは?と書かれています。

下合穴については、2時間ぐらい割いて講師から説明を受けました。その時に、耳の脈、肩の脈などの解説がありました。出版されたら読みたいですね。

Re: 馬王推

コメントありがとうございます。

そうなんですよね、東方書店の「馬王堆出土文献訳注叢書」にはちゃんとラインナップにははいっているんですが、「馬王堆出土文献訳注叢書」自体が4回の配本でストップしてるっぽいんでいつになるかは分からないのですが、気長に待ってみたいと思います。
プロフィール

kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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