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『銅人兪穴鍼灸図経』について

今回は、『銅人兪穴鍼灸図経(どうにんしゅけつしんきゅうずけい)』です。

『銅人兪穴鍼灸図経』は勅によって北宋の王惟一(おういいつ)によって書かれた経穴辞典ともいえる書です。

宋の初期に何故そのようなことが国で行われたかというと、鍼灸は唐の終わりごとから衰退し始め、北宋が天下を取った頃には医家によって経穴の位置がバラバラであるというほど混乱をきたしていました。
そこで北宋政府は「太医署」という機関をつくり、乱れた鍼灸書を手直しさせるということを行いました。
これがいわゆる「宋改」です。

北宋政府は「太医署」に医家によってバラバラである経穴の位置を統一させる為に標準の辞典を作らせました。
それが『銅人兪穴鍼灸図経』というわけです。

その為、現在の経穴の流れは『銅人兪穴鍼灸図経』によるものとなり、日本で良く読まれている『十四経発揮(じゅうしけいはっき)』も『銅人兪穴鍼灸図経』に由来しています。

古代の経穴辞典が『明堂孔穴針灸治要(めいどうこうけつしんきゅうちよう)』ならば、宋以降の経穴辞典が『銅人兪穴鍼灸図経』というわけです。

新しいから『銅人兪穴鍼灸図経』が良いというわけでなく、古代の『明堂孔穴針灸治要』も重要となります。
『明堂孔穴針灸治要』は残念ながら亡失しているので、その内容が収められている『鍼灸甲乙経』や『医心方』等と内容と比較することによって、新しい何かが見えてくるかもしれません。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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