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『脾胃論』

東医概論の先生がいわゆる胃の気というものは『脾胃論(ひいろん)』からきてるから、読んでおいたほうが良い、というようにおっしゃっていたので、どんなものかと少し読んでみました。

そもそも『脾胃論』とは李 東垣(り とうえん)の著作です。李東垣は金元四大家の一人で、「補土派」と呼ばれ、脾と胃を補うことを主としていました。だから著作に『脾胃論』があるというわけですね。

ちなみに他の金元四大家は「寒涼学派」の劉 完素(りゅう かんそ)、劉完素の弟子であり「下攻派」である張 従政(ちょう じゅうせい)、「養陰派」の朱 丹渓(しゅ たんけい)です。

話を『脾胃論』に戻します。まだ最初のところしか読めていないですが、いかに脾胃が大事かということが書かれています。『素問』と『霊枢』の各篇から様ざまな条文を引っ張り出して解説を加え、脾胃を養う為には食養生が大事であるということも書かれています。今の東洋医学の考え方の中心にある気がしますね。

そもそも脾胃を養うということは五行論からみても、身体からみてもは真ん中(中心)を補うということです。
脾胃を補うということほ脾胃がしっかりとすることで、脾胃がしっかりするということは水穀の精微から気、血、津液がきちんとつくられるということ。
気、血、津液がきちんと作られるということは、互いに化生せずにすんで後天の精を貯蔵しやすくなり、身体を強靭なものにするということになります。
これだけどもいかに脾胃が重要なのかがわかります。

しかも、現代日本では脾虚の人が多いようにも思われます。そういう僕もたいがい脾虚か腎虚かのどちらかで治療してもらっているので…。
脾胃が弱っている状態で甘いもの(脾の五味)を沢山食べると、反って脾胃が働くなくなるということが起きてしまい、悪循環に陥ってしまいます。
そうならないように、脾胃をしっかりさせるということが一番大切なのかもしれません。

僕も最近そういような考えに近い部分があるので、この書を深く読んで治療に応用していきたいですね。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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