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中国星座にも五行の区別あり

こないだはつい思いつきで書きなぐりしたくなった「星座」ですが、また少し書きたくなりました。
中国星座の二十八宿には五行の区別(厳密には七曜)があるので、それをご紹介します。

まず最初に、ちょっとした予備知識から。
中国の星座である二十八宿は白道(はくどう)上にあります。白道とは、簡単にいえば月の通り道のことです。ちなみに星占いに使う十二星座は黄道(こうどう)です。黄道は太陽の通り道にあたります。

それでは、それぞれを見ていきましょう。

東方青龍
角宿(かくしゅく)
(かく)
(もく)
(こう、みずち)
亢宿(こうしゅく)
(こう)
(きん)
(りゅう)
氐宿(ていしゅく)
(てい)
(ど)
(かく、むじな)
房宿(ぼうしゅく)
(ぼう)
(じつ)
(と、うさぎ)
心宿(しんしゅく)
(しん)
(げつ)
(こ、きつね)
尾宿(びしゅく)
(び)
(か)
(こ、とら)
箕宿(きしゅく)
(き)
(すい)
(ひょう)

北方玄武
斗宿(としゅく)
(と)
(もく)
(かい)
牛宿(ぎゅうしゅく)
(ぎゅう)
(きん)
(ぎゅう)
牽牛(けんぎゅう)
女宿(じょしゅく)
(じょ)
(ど)
(ふく、ふくろう)
須女(すじょ)
虚宿(きょしゅく)
(きょ)
(じつ)
(そ、ねずみ)
危宿(きしゅく)
(き)
(じつ)
(えん、つばさ)
室宿(しつしゅく)
(しつ)
(か)
(ちょ、いのしい)
營室(えいしつ)
壁宿(へきしゅく)
(へき)
(すい)
(ゆ)
東壁(とうへき)

西方白虎
奎宿(けいしゅく)
(けい)
(もく)
(ろう、おおかみ)
婁宿(ろしゅく)
(ろ)
(きん)
(こう、いぬ)
胃宿(いしゅく)
(い)
(ど)
(ち、きじ)
昴宿(ぼうしゅく)
(ぼう)
(じつ)
(けい、にわとり)
畢宿(ひつしゅく)
(ひつ)
(げつ)
(う、からす)
觜宿(ししゅく)
(し)
(か)
(こう、さる)
觜嶲(しき)
参宿(しんしゅく)
(しん)
(すい)
(えん、さる)

南方朱雀
井宿(せいしゅく)
(せい)
(もく)
(かん)
東井(とうせい)
鬼宿(きしゅく)
(き)
(きん)
(よう、ひつじ)
輿鬼(よき)
柳宿(りゅうしゅく)
(りゅう)
(ど)
(しょう、のろ)
星宿(せいしゅく)
(せい)
(じつ)
(ば、うま)
七星(しちせい)
張宿(ちょうしゅく)
(ちょう)
(げつ)
鹿(ろく、しか)
翼宿(よくしゅく)
(よく)
(か)
(だ、へび)
軫宿(しんしゅく)
(しん)
(すい)
(いん、みみず)


です。

最初の、東方青龍、北方玄武、西方白虎、南方朱雀とは、四神と呼ばれるものです。
四神とは、四方を護る聖獣のことです。
玄武の「玄」は宋の皇帝(趙玄朗)の諱(いみな)であるので、「玄」を「真」に改めて、「真武」と表現する事もあります。
(余談ですが、漢方の真武湯(しんぶとう)も、元々は玄武湯(げんぶとう)であったのを、同様の理由で改められています。)

一番左と二番目は宿の名前、次は七曜、次は二八方位の動物、最後は『淮南子』天文訓に記載されている二十八宿の名前です。
正史(各王朝の歴史書)では、「角」や「亢」という正式名称で記載されていていますが、民間では「角木蛟」が一般的なようです。明代の『封神演義』でも、「二十八宿正神」の部でも宿、七曜、動物の順番に書かれています。

七曜とは、五行(木・火・土・金・水)に、太陰(月)と太陽(日)を加えたものです。
ちなみに、九曜(くよう)というものもあって、それは七曜に羅睺星(らごうせい)と計都星(けいとせい)を加えたものです。

二十八方位の動物については、中野美代子氏によると、『五行大義』等に記載されている「三十六禽(さんじゅうろっきん)」が元になって決められたとのことです。三十六禽については次の機会にまわしたいと思います。

また、二十八宿と同じようなものに「二十七宿」というものがあります。二十七宿の場合、二十八宿から牛宿を抜いたものです。
二十七宿は占術で扱う場合、「三九の法」でとても便利な側面があるのですが、これは割愛します。


今回は二十八宿の基本的なことについて書きました。この辺りも深く突っ込めばかなり深い世界観になるんですよね。
深いことについても、自分の理解が及んだ時に少しずつ書いていこうと思います。
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まとめteみた.【中国星座にも五行の区別あり】

こないだはつい思いつきで書きなぐりしたくなった「星座」ですが、また少し書きたくなりました。中国星座の二十八宿には五行の区別(厳密には七曜)があるので、それをご紹介します。まず最初に、ちょっとした予備知識から。中国の星座である二十八宿は白道(はくどう)上...

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不思議遊戯

 二十八宿とは懐かしい。二十八宿は少女漫画の不思議遊戯に出てきますね。西洋の星座はセイント星矢で、東洋の星座を持ち出した漫画を初めて見たとき、よいトコついてくるな、と感心しました。

 孫子の兵法に、箕、壁、翼、軫の星座が月にかかる時、風が吹くから火攻めを仕掛けよ、と書いてありますが、五行から風が吹くとなったのか?それとも天文観測から導き出された法則でしょうか?

 また北極星と南極星(南極老人星)については、今後書く予定はありますか?

Re: 不思議遊戯

やいと屋さん、コメントありがとうございます。

やはり二十八宿といえば、「不思議遊戯」ですよね!
僕もCSの再放送で全部ではないですが、見ていました。
実は二十八宿の日本語読み(「たまほめ」とか)も載せようかと思ったのですが、ややこしくなるので省略しました。

さて、『孫氏』火攻編の記述ですが、詳しいことは分かりません。ですが、すこし考察してみたいと思います。
『淮南子』天文訓には二十八宿の分度と九天との対応が書かれています。
それぞれ
箕:東北変天:11.25度
壁:西北幽天:9度
翼:東南陽天:18度
軫:東南陽天:17度
と、なっています。ここから、四隅の内、「西南朱天」以外の宿が選ばれていることが分かります。
このときにはまだ宿と七曜は結び付けられていなかったと思われますが、翼宿以外が「水」に配当されているのも何か理由があるのかもしれません。
風は五行でいうと木。木母である水が強まることによって風が吹きやすくなるとか。

また、翼宿だけ七曜は「火」ですが、『西遊記』で風を吹かすのは巽の方角と相場が決まっているように、風は東南の方向と結びつけられています。それは、後天八卦で風の意味である「巽(そん)」が東南に配当されているからです。
そのため、四隅のうち、東南の方向である「東南陽天」のウエイトが大きくなるのは当然かと思われます。
まぁそれなら、東南陽天の張、翼、軫になるはずですが、三日間強い風が吹きやすくなるというのもおかしいので選ばれなかったのかもしれません。

または、古代では箕、壁、翼、軫に何か特殊な配当をしていた可能性もあります。

あとは、
箕⇒(七日)⇒壁⇒(十三日)⇒翼⇒(一日)⇒軫⇒(七日)⇒箕
というサイクルになるので、気象観測的な事実も組み合わせているのかもしれません。

今、考えつくとしたらこんなところです。
何かの参考になれば、と思います。

>  また北極星と南極星(南極老人星)については、今後書く予定はありますか?
そうですね~。おとぎ話ぐらいしか知らないのでそこまで詳しくは書けませんけど、ご要望が有れば書きますよ。
そのときには、また『封神演義』も引き合いに出すかもしれないです。
『封神演義』で中国の星のことを勉強したこともありますし。
南極老人星なら七福神とも関係がありますし、日本からはほとんど見ることのできないカノープスとのことも触れることもできますし、なんやかんやで書けるとは思いますよ。
プロフィール

kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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