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易について

前の記事の奇経の本を手に入る数日前に、とある先生から紹介されてた「周易と中医学」という本を古書屋さんで偶然にも見つけました。ついでに素問の運気篇の解説本もあったのでその二冊を思わず買ってしまったのですが、運気の方はちょっと先走り過ぎたような気もしましたが、易に関しては読んでみて改めて易のおもしろさに気付づかされました。

周易というのは所謂八卦というもので、乾、坤、離、坎、震、兌、巽、艮の8つを指します。
この八卦は基本(小成卦)となります。この八卦をさらにもうひとつ用意して、8×8の全部で64パターンの卦(大成卦)で物事を見極めます。この64という少ない数で物事の本質を見極めることが周易のすごいと思うところです。

この周易と鍼灸治療には関係性があります。

たとえば、難経の腹診において季肋部のあたりが心、お臍の下が腎となっています。このとき、易でいえば「水火既済」の卦で腎の水と火、心の火と水が合わさり、調和関係がとれている状態です。逆に「火水未済」の卦になってしまうとバランスがとれていない状態になってしまいます。

また、所謂「上実下虚」とも呼ばれる状態も易では「天地否」と言い、意味は同じく頭が熱く、足が寒い状態で、あまりよくありません。逆に「上虚下実」の状態は「地天泰」と言い、非常にバランスがとれている状態となります。否や泰という漢字からなんとなくイメージはつかみやすいですよね。

おそらく鍼灸の手技とかも八卦で説明できることが多いのではないかとは思います。経穴とかでも「兌」のように八卦を使っているものもあるようですし。

ちなみに兌の兌は五行では金を意味し、兌も井金穴で金で共通しています。また、兌は体では口を意味し、そこから胃の調子を整える作用をも意味してるらしいです。調べてみたら兌の主治は胃拡張や胃けいれんがあるみたいなので、納得の命名ですね。

このようにいろんなところを探してたら易にたどりつくものも多いんじゃないかとおもいますが、鍼灸関係全体から探すとなると途方もないので、気付いた時に「あ、これ八卦で説明できるんじゃないか」とひらめけるかが重要ですよね。

ちなみに今回纏めてておもしろいなーと思ったのが十二消息卦というものです。易で季節(12の月)を表す方法なのですが、64卦を円循環させて表しているものに、1から64まで番号を振って行ったものをこの十二消息卦にあたる番号を並べてくと、ちょうど2のx乗という対数の式(いきなり数学になってすみません)で表せることに気付きました。まぁ易も2進数なんで当然かもしれないですが、なんかおもしろみを感じました。

こんな風にいろいろ易を感じれたらいいなぁと思います。ひょっとしたら奇経も八卦で表せるかもしれません。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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