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『三才図会』と『和漢三才図会』の経絡部について

最近、ちょっといろいろ書いてます、kouitsuです。

今回は、『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』について。
これは江戸時代の寺島良安(てらしまりょうあん)が、明の王圻(おうき)の『三才図会(さんさいずえ)』を基に作った百科事典のことです。

百科事典ということで、いろんな分野のことが載っています。
経絡、身体の部位、漢方の生薬、天文、占術、地名などなどです。
(個人的には、経絡部以外にも、天文部や暦占類には世話になっています。)

奇経について調べていると、ちょくちょくこの『和漢三才図会』からの文の引用が見られることがあります。
だったら基となった『三才図会』での記述はどうなっているのかと思い、調べてみると、奇経については『三才図会』ではほとんど触れられてないことが分かりました。
だから『三才図会』からの引用が多かったのですね。

そこで、これらの資料がどのように違うのかを軽く比較してみることにしました。
深くそれぞれ(特に『三才図会』)を見たわけではないので間違っている部分はあるかもしれませんが、それでも両者でいろいろと違いがあることが分かりました。

『和漢三才図会』では、『三才図会』で簡単に示されていた経穴の部位を詳しく書いており、また、『三才図会』では触れられていなかった奇経や薬味の帰経が触れられています。

『三才図会』にしかない特色もあります。
ふんだんに絵や歌が載ってることです。
一番の特色は脈診のことについてでしょうか。
『和漢三才図会』では『素問』の三部九候脈診しか書かれていません(しかも診方のみ)が、『三才図会』では、張世賢の『図註王叔和脈訣』から引いたと思われる脈診の記述がふんだんにあります。

これから考えると、寺島良安は経絡については『三才図会』で書かれていたものは極力避けて百科事典の最低限の記述を書き、かつ足りないと思われるものを付け足したのではないでしょうか。
両者を読むことによって、深く鍼灸をしることができるかもしれません。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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