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鍼道秘訣集⑩ 止針

『鍼道秘訣集』 第十章 止まる針です。

立て處は兩腎なり。其の内多くは右の命門、龍雷(りゅうらい)の相火にて常常(つねづね)亢(たかぶ)り易く上り安し。
腎水を漏したる日(とき)は、必ず右腎・命門の相火動ずる物なり。
天、是れの火にあらざれば物を生ずること能わず。人是の火非ざれば、一身を生ずること能ずと云いし火は是なり。邪氣にも五邪ありとはいえども、眼とする處は命門の相火なり。
是の相火の亢(たかぶ)り上るに針して、止どめ上さざる様にするを止まる針と號す。諸病に宗(むね)と用る止どめ様、口傳なり。工夫以て針し覺ゆべし。


纏めると、
針を立てる所は両腎で、その内の多くは右の命門・龍雷の相火になる。ここは気が亢ぶり易くて上り易い。腎水が弱いときは、必ず右腎・命門の相火が動いている。
天にこの火が無ければ物を生じさせることができず、人にこの火が無ければ身体を生じることができないという火は相火である。邪氣にも五邪があるといっても、注目するところは命門の相火である。
この相火の亢ぶり上るのを止どめて、上らないようにすることを止まる針という。
いろいろな病に使える止め方は口伝である。工夫しながら覚えていきなさい。

ということでしょう。

止まる針を用いる所は両腎で、ほとんどは右腎である腎の相火すなわち命門に使うようです。
それほど相火が大切だということでしょうか。
心・小腸である君火の他にも、心包・三焦である相火があるのも、重要だからあるということでしょう。その重要な相火の気が昂ぶりやすく、もし散じてしまうことがあれば身体を保つことができなくなるので、その昂ぶりを止める為に使う針ということでしょうね。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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