スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鍼道秘訣集36 補瀉之大事

鍼道秘訣集第三十六章 補瀉の大事です。

素問、難經、針灸聚英等の書に、補瀉迎随の事、色色(いろいろ)書すと雖も、當流には補は瀉なり。瀉は補なり。
補の内に瀉有り、瀉の内に補有りと云て、諸病是れ皆實火なり。
是れ實火の証には針す。虚冷の者(ひと)には針せず。
陰中の陰、金の針を以て實火を瀉(くだい)し、平にすしかれば皆以て瀉なりといへども有餘(ゆうよ)の邪氣を鎮め、萬病を痊(いや)す處、是即ち皆補なり。
世俗の諺に針は瀉有れども補無しと云ふ事、謂(い)われあり。
肝の臟は多氣、多血にして常に實火、龍雷(りゅうらい)、相火(そうか)なるに、仍って瀉針はあれども補針無し。
閉藏(へいぞう)をつかさどる物は腎にして、常に不足なるゆへに補針はすれども瀉の針はなし。是の事を瀉有りて補無しと云うなり。これに就き、六ヶ敷秘理(ひり)あれども紛ぎれ易き。故に畧(りゃく)す。


『素問』『難経』『鍼灸聚英』等の書に補寫迎隨の事をいろいろ記していても、夢分流では補は瀉で、瀉は補である。
補の中に瀉があり、瀉の中に補がありと言って、諸々の病は皆実火である。
実火の証には針をする。虚冷の人には針をしない。
陰中の陰である金の針で実火を瀉し、平にすれば皆瀉であるといっても有餘の邪気を払って万病を癒すので、これは即ち皆補である。
世の中の諺には"針は瀉有れども補無し"という。
肝蔵は多氣、多血によって、常に實火、龍雷、相火なので、瀉針はあっても補針は無い。
閉藏をつかさどる藏府は腎であって、常に不足しているから補針はすれども瀉の針はない。
是の事を瀉有りて補無しと云う。


この章では補寫について書かれています。
金の針で実火を瀉しても有餘の邪気を払うので補となります。
肝臓は多氣・多血によって実火になりやすいので、瀉針はあっても補針はありません。
腎蔵は常に不足しているので補針はあっても瀉針はありません。
これを"針は瀉有れども補無し"というみたいですね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

はじめてこのブログへこられた方はこちらをお読みください。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


カテゴリ
FC2カウンター
FC2ランキング
メールフォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

人気ページ
日めくりカレンダー
検索BOX・タグ一覧
サイト内検索

全記事一覧,全タグ一覧へ

最近の記事+コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。