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鍼道秘訣集37 懐胎血塊觀分之大事

鍼道秘訣集第三十七章 懐胎、血塊觀分けの大事です。

血塊(けっかい)、懐姙(かいにん)の觀分けをしらざる針醫は、懐姙を觀ても血塊なりと云う。
子を立下し、扨(ある)いは胎中の子に針して、産まれて後子に疵(きず)ありなどする。此の針醫の恥なり。
然りと雖も、相傳を受けざれば最もなり。仍って、心底を残さず證(あらわ)す物なり。
臍下兩の腎の間、目付けなり。指の腹を以って兩の腎の間を診(う)かがうに、浮(うか)びて和(やわら)かなる丸き物あるは懐姙なり。
沈みて堅き物あるは血塊に疑がい無し。
是れ少の事ながら知ると知らざるとにて大なる違いあり。
此の相傳を知る人は、恥の難を逃(の)がる事大なる利なり。末の世の記(かたみ)に相傳事書するのみ。


血塊(けっかい)と懐姙(かいにん)の観分けを知らない針醫は、懐姙を観ても血塊であると言う。
胎児を流産させたり、胎中の子に針をして産まれた後に子に傷がある等という。これは針醫の恥である。
そうは言っても、相伝を受けてなければ当然である。したがって、包み隠さず著していく。
臍下の兩腎の間に目を付ける。
指の腹で兩腎の間を診ると、浮かんでいて柔らかな丸いものがあるのと懐姙である。
沈んで堅い物があるのは血塊で間違いない。
これはちょっとしたことだが、知っているのと知らないのでは大きな違いがある。
この相伝を知っている人は、恥をかかずにすむ。後の人の為に相伝を記している。


この章では血塊と妊娠について書かれています。
臍の下の腎の間を腹指で触ると、浮かんでいて柔らかな丸いものがあるのと妊娠で、沈んで堅い物があるのは血塊だそうです。
妊娠に関しては現在の鍼灸師はまず立ち会わないと思うのでこの章はあまり意味のないものだと思いますが、血塊という症状の診方は覚えていた方がいいかもしれませんね。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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