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奇経治療について その6(衝脈)

衝脈についてです。

『奇經八脉攷』の流注
衝は経脈の海と爲す。又は血海と曰う。その脈と任脉の眥は少腹の内包中より起こり、その浮にして外なる者は、氣衝より起こる。足の陽明と少陰の二經の間に並び、腹を行り、上りて行り、横骨に至る。臍を左右各五分夾み、上行して太赫、氣穴、四滿、中注、盲兪、商曲、石關、陰都、通谷、幽門を歴す。胸中に至りて散ず。凡そ二十四穴。

『鍼灸甲乙経』の穴性
公孫(脾経)…別ちて陽明に走る、太陰の絡なり。
三陰交(脾経)…足太陰、厥陰、少陰の會。

氣衝(胃経)…足の陽明脉氣の發する所。
横骨(腎経)…衝脉、足少陰の會。
大赫(腎経)…衝脉、足少陰の會。
気穴(腎経)…衝脉、足少陰の會。
四満(腎経)…衝脉、足少陰の會。
中注(腎経)…衝脉、足少陰の會。
肓兪(腎経)…衝脉、足少陰の會。
商曲(腎経)…衝脉、足少陰の會。
石關(腎経)…衝脉、足少陰の會。
陰都(腎経)…衝脉、足少陰の會。
通谷(腎経)…衝脉、足少陰の會。
幽門(腎経)…衝脉、足少陰の會。

『類経』「奇経八脈図」と『奇經八脉攷』の流注は、『類経』「奇経八脈図」に公孫、三陰交がある以外すべて同じです。
特に横骨から幽門にかけては少陰腎経を通っているので、足の少陰腎経の別経と考えられます。

『奇經八脉攷』には、
衝脈は會陰より起こる。臍を夾みて行り、上に直衝して諸陰の要衝と爲す。故に十二經脉の海と曰う。

とあります。
諸陰とは腎経の各経穴のことでしょう。要衝ということなのでかなり重要な流れということになります。
そういえば、『素問』の『上古天真論』では腎気は人が成長する上で重要なものでもあると説いてますが、それと関係があるのでしょうか。



陰維脈-帯脈の正体は実は足の少陰腎経の別絡同士である可能性がありますね。総穴である内関と公孫の関係は分かりませんでしたが…。あえて言うならどちらも絡穴であることですが、奇経の総穴全てが絡穴ではないのでこれは関係ないでしょう。
維脈と帯脈は関係があるとのとでしたが、陰維脈と帯脈との関連性は薄そうです。

次は陽蹻脈についてですが、それは奇経治療について その7(陽蹻脈)で。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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