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鍼道秘訣集 後記

鍼道秘訣集の後記です。後記とは特に書かれていませんけど。

世俗の諺に秘事は睫(まつげ)の如しとて、假令(かりそめ)の事にも秘傳習い有る事なり。
此の習い知ると知らざると天地の違いあり。習いを知りたる輩(ともがら)は禍(あやま)ち無く、諸病を痊す事、手の裏(うち)に有り。
右四十条の習いの内、數千の書にて知れ難き三焦之腑明きらかに知る。其の外、産前の針と云うは子胎内にある時諸病出る物なり。
此日(とき)子に中(あた)らずして然れども、病愈す針と、又懐姙、血塊の見分け、狐付きの針、補瀉の辨、尤れも大事とす。併せて此書を世にあらはし、過わい無くして万病愈え、非業の死無き日(とき)は大善の長なれば、今新たに板行して世寶とする者なり。


世間の諺に『秘事は睫(まつげ)の如し』と言って、どんなことでも秘伝の習いはあるものだ。
この習いを知っていると知らないのでは、天地の違いがある。習いを知っている人たちは過ちがなく、いろいろな病を治すことができる。
これまでの四十条の習いの中で、数千冊の書物でも知る事が難しかった三焦の腑が明らかとなった。その他にも、産前の針というのは子供が胎内にいるときに罹る病のことを言う。この時に子供に針が当たらずに病を治す針や、懐妊、血塊の見分け、狐付きの針、補瀉の弁、いづれも大事である。
併せてこの書を世にだして、禍わい無しに万病を治し、非業の死がないのが最も良いことなので、今新たに板に刷って世の宝とするものである。


これで『鍼道秘訣集』の文が全て終わりました。
全体を通してみると中途半端なところがみうけられますね。

例えば、藏府について小腸と大腸の説明が結局無かったり、六脉が具体的にどこを指しているのか分からなかったり…。それは各人が研究して理解しなければならないことかもしれませんね。
針法うんぬんよりも、『鍼道秘訣集』からは心持ちの大事を学びとれれば充分だと思いました。
貪欲心、瞋恚心、愚癡心をなるべく出さないように普段から気をつけるべきですね。
自分の心を曇らさないよう頑張っていきたいです。
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kouitsu

Author:kouitsu
新米鍼灸師です。
元々違う分野を勉強していましたが、ある時身体の調子をくずしてしまい、その過程で東洋医学に興味を持ちました。

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